林塗装店が考える身近な環境問題への取り組み

今、身近な環境問題として取り上げられている シックハウス症候群やシックスクール症候群は、新聞や報道などでよく言われている ”ホルムアルデヒド” 以外にも、塗膜から徐々に揮発するVOC(揮発性有機化合物)が原因のひとつであることが分かってきました。

 

「安全かつクリーンな塗装を目指す」 株式会社林塗装店と致しましても、積極的にこの環境問題に取り組んで参ります。

シックハウス症候群

化学物質に汚染された室内空気により、居住者が生じた健康障害の総称。建物の高機密化・高断熱化に伴う換気不良が原因と言われています。

目・喉・頭の痛み,倦怠感,疲労感,睡眠障害などの症状になります。

 

 

安心で大気汚染を伴わない塗料を使用します。

ホルムアルデヒド

有害な揮発性物質です。合板の接着剤・殺虫剤・防虫剤などに含まれている場合があります。 皮膚炎,気管支炎,肺炎などの原因とも言われています。
世界的にはWHO,国際ガン研究所で発ガン性物質に指定されました。
日本では劇毒物に指定されています。

 

ホルムアルデヒドを含んだ塗料は使用しません。

VOC

Volatile Organic Compounds』 

『揮発性有機化合物』 の総称です。(物質の名前ではありません。)
具体的には、溶剤・シンナーのことで、塗料・接着剤などに含まれます。

 

 

VOCの影響を最低限に減らす施工をいたします。

今後の環境対応塗装の展開

【環境に対する行政指導の拡大とそれに伴う環境対応塗装の市場への展開】

■ 室内塗装について

・各塗料メーカーともゼロVOC塗料の研究に全力を投入しており、
 ほぼゼロVOC塗料が各社出揃いました。
 ・これからは室内塗装はゼロVOC塗装を指定するよう関係者に
 お願いしていきます。
 ・これにより、塗料製品がゼロVOCに置き換わる時期が加速され、
 安全な室内環境を取り戻します。
・市場は、室内塗料は完全にゼロVOC塗料が求められていきます。

国の対応

文部科学省の建築工事標準仕様書
  平成14年版 18章塗装工事一節一般事項 18.1.3材料
  (d ) 塗料はホルマリン不検出のものとし、有機溶剤の
      含有のすくないものとする。

文部科学省
  文部科学省スポーツ青年局長通知
  「学校環境衛生の基準」の一部改訂について

   第一章 定期環境衛生検査。

   第二章 臨時環境衛生検査。

   第三章 日常における環境衛生(日常点検)
    新基準は平成14年4月1日から適用
    (ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン)


厚生労働省

 延べ床面積3000㎡以上の百貨店、集会場旅館、学校などの建物の
 新築時に室内濃度測定をビル管理法で義務づけることをきめた。
  (ホルムアルデヒド)

国土交通省
{住宅局住宅総合整備課公共住宅事業調整官事務連絡}

 平成14年度以降竣工した全ての公営住宅の測定を実施するに当たり
 測定物質を追加するなど測定方法について一部改正を行う。
 (ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン)


国  会 (建築基準法)
  平成14年7月5日改正(1年以内に施工)
  クロルピリホスは使用禁止
  ホルムアルデヒドは一定面積以上の使用を禁止